開設して間もない時期の普通の訪問者数
特殊な場合を除いて、ウェブサイト(ホームページ)やブログは、たくさんの人に見てもらいたいと思うのが普通です。しかし、ウェブサイトやブログを始めたからと言って、すぐにたくさんの人が来てくれることはまずありません。無料ホームページの場合は特にそうで、作ってから1年経っても誰も来ないと言うぐらいが普通です。無料ブログの場合は、もう少しアクセスがありますが、それでも記事を数本書いたぐらいでは、累計で0人〜10人ぐらいが普通です。
開設してから1〜2年後の普通の訪問者数
平均値が出せませんが、私の経験では1年後から2年後には累計で200人ぐらいから2000人ぐらいであることが多いです。この数は、ホームページなり、ブログなりのページ数や扱う話題によって大きく変わってきます。
無料ブログで運営している場合で、注目される話題を扱うことが多く、かつ、毎日更新する様な場合、1年後ぐらいに累計2万〜6万ぐらいのアクセスになっていることもあります。一日の訪問者数は100人〜200人ぐらいです。これぐらいのアクセスがあると、実際にはインターネットのブログ全体のトップの1%以内だと思っていいです。
日常的な話題のブログの訪問者数
一方、話題として日常的なものを扱っている私的日記の様なブログでは、5年経っても累計で1万人にならない可能性があります。また、学術的な内容のブログでは、そもそも読者が限られているので、極めて少ないアクセス数になっても当然です。
訪問者数の多いサイトやブログ
世の中には1日のアクセスが1万人以上というウェブサイトやブログがあります。これは、有名人のサイトやブログか、テレビなどのマスコミで取り上げられたことのあるサイトやブログです。まれに、個人のサイトで超巨大サイトや超巨大ブログの場合に非常に多いアクセスを見かけます。しかし、訪問者数をページ数や記事数で割って見ると、大したことはなかったりします。
普通の個人ブログの訪問者数
普通の人のブログの場合、一日の訪問者数は10人以下がほとんどで、20人〜30人いればよい方です。一日当たり50人以上の訪問者数があるブログは、トップの3%以内に入ります。100人以上になるとトップの1%以内だと見ていいでしょう。
水増しカウンターの問題
無料ブログサービスで、付属してついてくるカウンターには実際以上の訪問者数やページビューを表示するものがあります。こういうカウンターでは、実際の5倍から10倍ぐらいの訪問者数やページビューを示すことが多く、全く当てになりません。正確な数値を知りたい場合は、信頼できる別の会社が提供するアクセス・カウンターやアクセス解析をつけてみるとか、自分でサーバーを借りて、アクセス・カウンターを設置してみるといいです。水増しカウンターだと言われているものには、gooブログやアメーバブログ(アメブロ)などがあります。検索エンジンのクローラーの訪問も一緒に数えているのが原因だと言われています。
実際に見かける訪問者数と現実の訪問者数
ウェブサイトやブログに設置されているアクセス・カウンターの数値を見ると、多くの場合、一日当たりの訪問者数がずいぶん多いことに気がつくと思います。これにはいろいろな理由が考えられますが、大抵は、検索エンジンの検索結果に載っている様なサイトであるために訪問者数が多いのです。ほとんどのウェブサイトやブログは、検索エンジンの検索結果にはめったに表示されませんので、訪問者数は少なく、人目にもつきません。そのため、普通のウェブサイトやブログは訪問者数が少ないと言う事実があまり知られていないのです。自分でウェブサイトやブログを複数運営するようになると、訪問者数の実態が分かるようになります。
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